客先常駐はスキルアップに最適

客先常駐システムエンジニアという働き方があります。この働き方の懸念点として、特に30代辺りから受け入れ先が激減してくるという現状があります。そのまま受け入れ先がなくなれば、そのままクビになってしまうことも珍しくありません。そのため、将来を考えてどう脱出するかと考えることが大切になります。

このように、常駐の勤務は難点がある働き方ではあるものの、沢山の人と知り合いになれるという面白さがあり、やり方次第ではキャリアアップに繋げることもできます。客先常駐という派遣と同じような働き方は、1960年代後半に現れました。なぜ、このような体制を取ったのかというと、よくあるシステム開発を受注して自社で開発するというスタイルと、客先常駐の派遣先でのシステム開発の利益率を比べると後者のほうが圧倒的に高いという背景があったからです。

基本的に派遣と同じなので、派遣先でプロジェクトに参加するということになります。もちろん、それが終われば別の会社に派遣という形になるので、多くの現場に関わることになります。その結果システムエンジニアとして実力を付ける事ができて、キャリアアップに繋がるチャンスが出てくるのです。ただし、派遣先はお客様の会社ですので、マナーも含めてしっかりしなければいけません。大変な仕事ですが、キャリアアップとして考えれば多くの現場に関わることが出来て実力を付けることができるというメリットもあります。